達磨安心

達磨安心

folder本日のことば

だるまあんじん

禅宗の祖と言われる、達磨大師が残した禅語
後に弟子になる慧可大師との禅問答です。

達磨安心

慧可(えか)が「私の心は不安で仕方ありません。安心させて下さい。」と問いかけると、達磨は「その不安で仕方ない心を私の前に出しなさい、安心させてあげるから」との答えました。

慧可は、不安な心とは、実態の無いもので、ただ空虚なものに振り回されていたものと気づかされました。

達磨安心とは、見えない不安に怯える必要はない。
先のことを思い悩むのではなく、今出来ることに集中すること。それが大切であるということなのでしょう。

うちわと香炉
達磨安心のうちわ 見えない不安に怯えない 今できる事に集中すると書かれている